治療ではない治し方




 不妊治療との違い

  体質改善にしても、治療にしても”女性は、本来、妊娠できるようにつくられている”という
  考え方に違いはありません。違いは妊娠できる環境に取り戻していく方法にあります。

  西洋医学による治し方は・・・・他の力、技術によって「治す」もの。
  病気の検査を中心とした分析によって異常とみなすところを、薬物やメスを用いて
   部分的、対症的な方法を施すものです

  西洋医学による不妊治療は、
  排卵がうまくいかなかったときに、排卵誘発の治療が開発され
  卵管障害や、精子の数減少に対しては体外受精が開発されというように、
  不妊の原因を、性機能の一部に焦点を当てて、治療していきます。
  高度な医療技術は 不妊症にとって福音となっていることは確かです。


  一方、妊孕ヨガは・・・自然に「治る」治し方です。
  東洋医学は全体から体をみて、自然治癒力を回復するように方向づけしていくものです。
  妊孕ヨガはその上に、こころも重要な要素として考えています。
  (妊孕ヨガは東洋医学ではなく、東洋的な身体観に基づいている)

  性機能全体、体全体から不妊をとらえています。その1つは、「自然治癒能力」です。
  
体のバランスがくずれたら、回復しようとする力が、すでに備わっているのです。
  良能力(治癒能力も含めて)の妨げになっているものを取り除いて、本来持っている
  女性の機能を回復することを、妊孕ヨガは目標としています。
        
  妊孕ヨガは、西洋医学による不妊治療の医療技術を否定するものではありません。が、
  
医療行為以外の方法で不妊を解消する手段、方法を提言しています。
  又、必要によっては医療の力を借りて、本来の機能を回復する方法を提言しています。

  自然治癒能力を回復させるための、環境を整えていくための手段・方法とは

  
「子宮は豊かな土壌でなければならない」

  この花はどうして育ちが悪いの?虫がついたの?花びらが大きくならない?
  咲いた花だけを見て、水遣りや日当たりだけをあれこれ考えてもだめです。
  花が栄養分としている土の質が、植物の栄養源なのですから。
  植物に適した土壌さえ整えてあげれば、あとはほったらかしでも育ちます。

  植物にとって育つ環境(土壌)とは
  :水はけが適度にある  :栄養分が適度にある  :日光と風通しなどです。子宮は土壌と
  同じです。豊かな土壌が植物を育てるように、健やかな子宮が生命を育みます。
  昔は「子宮は肥えた土壌に」と言っていましたが、今は、栄養の取りすぎの弊害もあり
  質のいい土壌を目指します。


  
「子宮は快適空間でなければならない」

  高速道路の近くでうるさくい! 狭くて窮屈だよ! 風通しが悪くて暑いー
  やっと仕事から解放されて、自宅に帰ってもゆっくり、寛げない空間で あれば、心身の
  疲労は増すばかりです。夏は涼しい風が部屋を通り抜け、好きな音楽を聴いて、昼寝
  もして(^^) こんなんだったら、うれしいでしょ。心身が、よろこびます!

  子宮も同じです。冷えている。腰が痛い、重い、苦痛、不快などの刺激をしょっちゅう子宮が
  受けていれば、満足に機能するはずがありません。 喜んでいません。いつも緊張刺激の中
  にいては筋肉も萎縮してしまい、不感症になるはずです。

  このように、性機能の一部に焦点をあてるのではなく、性機能全体に生命活動全体に焦点を
  当ててマクロ的な見方から、提言しています。

  ですから一つ一つの、トラブルは、同じ根っこから発生していると言う考えでもあります。
  違うようにみえるトラブルは、大きな見方をすると同じなんだなあと分かっていただきたいのです。


  混乱の原因となっているもの
  混乱の原因について具体的にあげてみましょう。

  
その1:::妊娠以外はすべて失敗とみている

  「妊孕ヨガを妊娠のみの目的にするのではなく、自分のためにやらないと続かない。」
  これは クラスでめでたく妊娠した方の言葉ですが、まさにその通りです。
  妊娠反応が出ないと、いままでやってきたヨガは無駄のように思ったり、
  方法が間違っていると思うのは、大きな考え違いです。

  今回のチャンスも 妊娠しなかったから”失敗”したという発想は 不妊治療に
  おけるものです。

  卵胞を成熟させたり精子と受精させる方法などは、失敗と成功しかありません。

  冷えがなくなったり 生理痛がなくなったなどの 変化がみられたら、
  大いに自信を持ちましょう。

  改善の方向に向かっているのです。一つずつトラブルを解消していくと、
  妊孕体としての条件を満たしていくことになります。
  
全ての結果が成功であって妊孕体へのステップになります。

 
 その2::薬剤が体質を改善してくれるとしている

  体が異常になったときに、すぐに薬に頼る人がいます。
  薬が体質を治してくれると思っているから、注射や服用によって
  体内に薬剤を入れると安心なのです。

  しかし、薬自体は治す力をもっているわけではありません。
  治る環境を整えているだけで、実際には自分自身の中の治癒能力が働いて
  いるためです。

  治る環境づくりは主に自分自身の生命がやっているわけで、
  薬は補助にすぎません。


  不妊治療の手段は薬剤によるものですから、Ninyou yogaにきて
  ”体ひとつでできる”といわれても納得がいかないかもしれません。
  ところが実際にクラスにきて治療を中止しても、改善していくのです。